“軌跡”

のんびりまったり推し活。加藤和樹さんが好き。

マタ・ハリ 国際フォーラム版感想 2018/2/8

マタ・ハリの観劇記録です。2/8マチソワ。ソワレはアフタートーク付き。当時Twitterに書いた感想の抜粋です。
ネタバレあり。ツイート毎に区切ってます。作品の詳細な感想というより、当時の熱量を勢いのままに残したものになっています。

 

 

「和樹さんにこの役やらせたらハズレないよね〜」な役を、別ベクトルで二役演じさせて貰えて、しかもどちらもそれぞれハマってるって凄すぎんだけど、それを昼夜で演じ分けるってどうやって気持ちの整理つけてるんだろうと真面目に疑問に思うファン。今回は本気で推しが凄いことをしてるなと思っている


フランケンでアンリと怪物とか、真田で鎌ちゃんから才蔵になってたりしたから、一応それっぽい下地はあったとは言え…さらっと二役演じ分けてるけどこれ凄すぎるやろ、と
でも正直心配はあまりしてなくて。大丈夫だろうなって思ってたところはあった。けど、ここまで大丈夫だとも思ってなかった(笑)


初日からもう完成度高かったんですよね…。しかも稽古中も楽しそうだし。この人は一体どこまで進化するだろうなぁと。公演毎に進化する姿を見せてくれるのがデフォルトではあったけど、まさかここまでとは。こんなに応援してて楽しいの知らない。ありがとう和樹さん…

 

そして今更ながらに、3公演ラドゥーをするから、アルマンの気持ちも忘れないようにって袖で台詞や歌口ずさむの凄いなーと。どっちやってるのかぐちゃぐちゃになりそうだけど、袖にはけたらもう和樹さんなんだなぁ。いや当たり前なんだけれども。役との切り替え凄いなぁ…

 

和樹さんがアフトで「ラドゥーの一番の理解者でありたい」とか言ったと聞いて(´;ω;`)ブワッ!てなってたんですけど、理解者として近付いてる結果がカテコでの手の甲にキス(ラドゥー)とハグ(アルマン)なのかなぁと。カテコでも確実にラドゥーとアルマンの違いが出てきている

 

一番の理解者でありたいとか(´;ω;`)演出家含め皆の力で形成されたラドゥーという人物を、もっともっと深めて知っていこうとするその姿勢が好き。だからリアリティがあるし本当に実在した人物に見えるんだろうな。そして此方もその深化を追いたくてチケを増やすという…笑

 

推しの演技が超絶良かったので、モイスチャーマスク追加しました!!!!!(???)

 

ねぇマタハリってなんでこんな面白いの

 

普通の人生染みすぎてしんどい。あれは泣くよ

 

一幕見終わった感想

これやっぱり和樹さんクレイジーだわ
ファンですら混乱するのに何マチソワで演じ分けてるんだよ意味がわからん…

 

和樹ラドゥーより変態度が増してて最高だわ

 

あーもう…アルマンもラドゥーも深化しすぎてるじゃないの……二幕も楽しみすぎるわ

 

アフトで一番笑ったシーン
Q.和樹さんの印象は?
東「優しい!」
百「ラーメン!」

 

西川くんと、「和樹さんってどんな人なのかな?」と初日に観察していた百名くん。ラーメンの話しかしてなかったので得た情報は「ラーメンが好きなのかな…?」ってあまりにも面白すぎます和樹さん

 

東くんが「東京の第二のお兄ちゃん」って言ってました。知ってたけど、慕われてるねぇ(*´∀`*)

 

あと百名くんの傷メイクを今日までやってあげてるの面白すぎた。東くんにもやってあげてたみたいだし、流石傷メイクのプロ

 

百名くんの顔が汚れてるのに、手が真っ白なままで、「それじゃだめだよ!」と楽屋に連れて行って傷メイクを施す和樹さん。世話焼きか

 

和樹アルマン。大阪と比べて良くなってて嬉しかったシーン。マタハリが病院に駆けつけて、その姿を見たアルマンが「ラドゥー大佐は何でもお見通しだ!」って言う場面
そう言ったあとに「でも会えて嬉しい」と言いたげな優しい眼差しを送るアルマン
そこでマタハリが「どうして知っているの」と気付く
そこでしまった!という表情を浮かべ、言葉を詰まらせるアルマン
この流れ、大阪では「会えて嬉しい」の表情がなかったように見えたので、よりわかりやすくなっててときめいたのでした


「会えて嬉しい」の表情があまりにも愛おしくて尊くて美しいので、オペラグラスでガン見するといいよ…

 

和樹ラドゥー。大阪との変化。その他雑感
大阪でも途中からあったようなのですが、私前半に固めて見たからか一度も確認出来ていなかった、白い薔薇への口付け。今日初めて見れました
・楽屋からの去り際、階段をのぼりながら右手を口元へ。マタハリの残り香を感じたかった…?
・軍服の腰のライン。スッキリしてて美しい。細い。改めて美しい(今更感)
・一万の兵の歌(今パンフ手元になくて確認出来ず)の時、大阪では両手をぐっと合わせて祈っていたのに、今回は祈らず。神様なんていない!頼らない!と言っているように感じたのですがどうだったのか…
・二度目の楽屋。帰り際に拒否された右手を口元に持って行こうとして、苛立たしげに振り払う
マタハリに狂い出してからの変態さの加速度的深化←
・特に、歌詞の「妄想に耽るのは」の辺り、目がイってて好き。和樹さんの得意なやつ(得意なやつとは)
・ガウン投げ捨てるの最高オブ最高
マタハリの服の中に手を入れて、これはアウトじゃ?ってところに触れる勢いな大佐半端ないよ大佐。後ろに奥さんいるよ←
・奥さんが出て行ったあと、ソファーに腰を下ろしてニヤッと笑ってるのが完全に狂ってて怖い
・裁判前のナンバー。今日は他と声色が違った気がした。これだけ凄く重たくてしんどいような…抽象的すぎますが
・アルマンを撃ったあとのラドゥーが、一気に何十歳も老けたように見えた。張り詰めていた糸が、一気に解けてバラバラになったのが目に見えてわかるような感じ
・その後階段をのぼる足取りもふらふらで。和樹さんは背中で年齢をあらわすのが本当にうまいなぁと…(罠でも思った)
・最後のナンバーの重さ。あまりにもつらくてしんどい

 

アフトにて。ラドゥーが抜けてないのか、意図的にラドゥーを残したままなのか、他の方が話している時に黙って動かない和樹さんが彫刻のように美しくて、本当に同じ人種なのかな?って疑った定期。和樹さんの造形美なんなんだ

 

でも、上村さんに「(二人の男で)キスしそうな勢いですよね」って言われて、「いつかするかも知れませんね」ってボケて返すそのお茶目さも好きよ
あと、質問には物凄く真面目に答えてくれる和樹さんも勿論好きです

 

あっあと、彫刻だと思ったのにはもうひとつ理由があって。2階席からオペラグラスで覗いた和樹さんの瞳の色が、青みがかったグレー?に見えたからでした。勿論照明の関係なのですが、真面目に異次元から来たのかな?と疑うレベルで美しい

 

あと、ラドゥーとアルマンで喉の位置を変えてるって話。ギリギリ喉に無理がない程度の位置を見極めてるらしいけど、それが出来てるの凄いなぁと。絶対大変だと思うんですよね…
ラドゥーの低音、アルマンの高音好きです

 

マチソワ間でシャワーを浴びつつ、アルマンから少しずつラドゥーを入れて発声練習をし、マッサージもしてもらい、全てをリセットしてから「よしっ!」とラドゥーメイクをする和樹さん。ラドゥーとアルマンの化粧の違い見比べたいからドアップのお写真ください(アイメイクとか眉らしい)

 

上村さんに「大阪から合わせて公演数も折り返しを過ぎましたが…」って言われて、えっそんなに?いやいや…。みたいな反応をしてたのが、東くんに「僕あと5公演」って言われて本気でびっくりしてるの可愛すぎた。かわいい

 

和樹アルマン。大阪で一回観て以来久しぶりに観たら物凄く深化していて衝撃を受けた件(+雑感)
特に歌声から伝わる感情。これは駄目だわ泣くわ、ってくらい入っててグッときた。普通の人生の破壊力たるや
・何回観ても煙草の吸い方かっこよすぎてしんどい
・ボコボコにされる演技の安定感。前回より重傷度が上がっている…!笑
・屋上で。マタが空を見上げている時に、じっと横顔を数秒、優しく微笑みながら見つめる瞳の美しさ。包容力
・大佐が出てきての敬礼の美しさ。何度見ても素晴らしい。指先まで神経行き届いてるのが好き
・ここで部下への目配せ。私、和樹さんの目配せとかアイコンタクトが凄く好きで。今回色んな場面でそれを拾うのが面白かった。ラドゥーだけど、首相とパーティーで目配せするのとか
・マリオネットで遊ぶ。東アルマンは素直に握手するのに、握手しようとして避けたりするのほんとにいたずらっ子で可愛い。天使
・マタの話を聞くときの、視線だけで感情の動き、流れがわかるの流石だなと。抱きしめるまでの、任務だけどどうしようもなく愛おしくなっていくあの感じが……
・ルームサービスのくだりでの、マタとのアイコンタクト。それをしてからの偽の微笑みめっちゃ好き
・大佐にびくびく怯えてるのがあまりにわんこすぎてしんどい
・でもマタのこととなると噛み付きます
・シュガーラドゥーとの二人の男の破壊力が凄い
・自殺に等しい任務に送られる、となって、手紙を書く前。上を向いたり目元ぐいっとしてる感じだったけど、あれは本当に泣いていたのか演技なのか…
・大阪では悲しみが深かったけど、今回手紙を書く時は全てを受け止めてる感じがあった
・今回の軍帽の被り方、髪の感じがツボで死ぬかと←
・慕われてることがこの一場面のやり取りだけで手に取るように伝わってくる。目線の包容力が流石すぎる。あと肩に手をやったりとかの仕草が
・二幕。坂を転がり落ちる安定感
・肋も手首も折れてる
・というか重傷度が増してる
・ここのナンバーも、なんとしても生きなければ!という気持ちが物凄く出ててグッときた。生きたいという気持ちがビリビリ伝わってくる
・銃を無理して構える時、痛みで気絶しそうな感じが表情から伝わってきた。あそこで兵士に見つからなくても、何処かで気を失ってそう
・別ツイでも書いたけど、病室での焦りと心配、からの安堵と喜び、からの失態と絶望。の流れが完璧すぎて好き。あの数秒の流れが好き
・普通の人生、涙腺崩壊ポイントでは
・和樹アルマンの気持ちが溢れすぎていてしんどい。あまりにもしんどい。大阪から深化しすぎている
・裁判で出てきたアルマンにラドゥーが向かわせたのがかつての自分の部下(ピエール)で、ハッとした表情を一瞬浮かべてから、「下がれ」って上官命令下す感じで言葉を発するのが物凄くよかった(伝わる?)
・死に芸のうまさをどこで育んだのか純粋に知りたい←
・死んだお顔も美しい

 

あと今日、マチソワで和樹ラドゥーとアルマンを観て、その中毒性の恐ろしさを改めて実感したのでした。
ラドゥーを観たらアルマンを観たくなるし、アルマンを観たらラドゥーを観たくなる
これを解消するには……和樹ラドゥーと和樹アルマンの夢の組み合わせを実現するしか…!!!(無理)