“軌跡”

のんびりまったり推し活。加藤和樹さんが好き。

初演版フランケンシュタイン 大阪、福岡感想 2/3,10

初演版フランケンシュタインの観劇記録です。梅田芸術劇場キャナルシティにて。2/3,2/10。中川&加藤回。当時Twitterに書いた感想の抜粋です。ネタバレあり。ツイート毎に区切ってます。作品の詳細な感想というより、呟きを勢いのままに残したものになっています。再演が始まる前に、当時の感想を纏めておきたかった

 

 


2/3 大阪

 

アッキーさん歌すげええええええ

 

ハンカチでビクターの口元拭ってあげるのとかなんじゃこれ。ていうか指でアンリ呼んでた。上司!!!

 

あとルンゲの「いいやつだな」で鼻くっつけるまで近付いてたよ和樹アンリ。千秋楽ではキスするな()

 

鍵取りに行くところで目線だけで合図するの最高かよおおおおおおおお好き

 

怪物が起きた時も「アンリ」って優しく頬を撫でて……あれこれ私の錯覚かな?????

 

てか「起きてくれ」のくだりで右手ぎゅってするのだめよね。死ぬしかないよね

 

あかん。なんかもっと色々あった筈なのに破壊力凄くて飛んだ

 

あれだ。最初の負傷兵殺されたところでもう和樹アンリ泣きそうだったんだ。「殺せばいい」で涙目だったんだ。つらい

 

ためての投げキッスを和樹さんに送るアッキーさん。それを受けてキュン♡て感じの和樹さん
いやなんかもうカテコ愛に溢れすぎててしんどい

 

手帳読んでる時、途中完璧にアンリの顔になってた。あれは完全にアンリ

 

当初の予想通り、ビクターとアンリの関係性は完全にあきかずがドツボでした。知ってた

 

冒頭、アンリを連れてきて台に乗せる時に一緒に乗っかる中ビクター。かわいい。そうしないと乗せれないよね多分w

 

そして「起きてくれ」のくだりで台の反対側に周り、エレン達の声を聞いたあとアンリの右手をぎゅっと握る中ビクター。ここだけで物凄い蜜な空気を感じ取った。壊れ物を扱うような優しい手付きで触れるのいいよね

 

負傷兵を助けようとしている和アンリを取り押さえ、目の前で銃殺。ここで和アンリは既に涙目。取り押さえられ「殺せばいい」というアンリは半ば自棄になっているようで、悔しさを滲ませたその泣き顔に初っ端から此方のメンタルが削られる
そこに現れたビクターは、そりゃあアンリにとっては太陽に見えただろうなと。それまでは太陽って描写にそこまでピンときてなかったのですが、今回のあきかずを見てなるほどなぁと

 

中ビクター。自信満々で堂々とした佇まいで、何者も恐れるものはないって感じで。あぁなんかもう、つよい(確信)
かずきさんがインタビューでその背中に着いて行きたいって言ったのがわかるなぁ。と思いました

 

あとかきかず2連続で観てからのあきかずだったので、ビクターの「破棄しろ」の速さに衝撃を受けました。他の方の感想を見て知ってはいましたが、確認もせず破棄だと言い切ってしまうのですね中ビクター
その判断の早さが、怪物を切り捨てる時にも出てしまったのかなぁ。怪物の時も、柿ビクターより判断があっさりだった気がしました

 

「質問ですか?命令ですか?」の時だったかな?中ビクターが指でクイクイって和アンリに指示して、自分の側に呼ぶところ。めっちゃ上下関係が出来てて、物凄く好みでした。指でクイクイして呼んじゃうなんて最高では…。友人であり上司と部下でもある。ってのがきっちり出てて良かったです
指でクイクイされて、素直にスッと中ビクターの方に近寄る和アンリが最高すぎたんですよね。これ言葉で説明しにくいのですが、とにかく最高だったんです。生で観たらきっと伝わる…笑

 

城内にて。かきかずだと確か会話しながら入ってきたと思ったのですが、あきかずは中ビクターが無言で入ってきたような。ここ来週再度確認してきます


会話しながら帰ってくるかきかずは凄く友人感あったんですよね。あきかずはここは割と上司と部下だったイメージ
そして鍵束を手に入れた中ビクターがまたも目線で和アンリに合図。それを受けた和アンリが素直に従うと。こういう関係性本当に本当に好みすぎるのでもうありがとうございますとしか言えないww

 

脳が燃えてしまった。実験失敗だと出て来て自棄になっている中ビクター。柿ビクターは階段に座って、そこに和アンリが「ビクター」って掛ける声の柔らかさが好きだったのですが、中ビクターは座ることなく行ってしまう。ここのやり取りも抜けてしまったので次回確認しなくては

 

酒場にて。自棄になる中ビクターのお口をハンカチで拭き拭きしてあげる和アンリ。ハンカチを引ったくられぐしゃぐしゃにして返されても何も言わず受け入れ、頭をぽんぽん。ここの親密度が高すぎて、正直記憶が曖昧ですが間違いなく頭ぽんぽんはしておりました。可愛い

 

ルンゲが来た時に、かきかずは「ルンゲ〜(あはははは)」って感じだったのに、あきかずはなくてなんかちょっと寂しかったですぞ!笑

 

ルンゲに思い切りチューする中ビクター。相変わらず和アンリはチューするつもりはなかったぽいのですが、そーまさん自ら名前を呼ばれた時に和アンリの方にぐいぐい近付いて行くという。キス待ちか!笑
その結果、いい声で「ルンゲ。お前はいい奴だ」と鼻が当たる距離で言って貰えたので良かったですねそーまさん!笑
チューは大千秋楽のお楽しみでしょうか!www

 

「僕には親がいないけど君がいる」のところとか本当に2人の世界すぎて、酒場シーンは神なのかなって思いました(めっちゃ好みだった)

 

そして「君の夢の中で」は、和アンリと中ビクターの涙声でなんかもう色々持って行かれそうだった。ずるい。和アンリが完全に中ビクターと生きたいのがだだ漏れすぎてつらい。それなのに歌中で心臓を中ビクターに託した。つらい

 

「まさかアンリの首が欲しいの」のシーンで「そんなわけないだろ」って否定するのが中ビクターの方が断然早い。柿ビクターはハッとしてから「そんなわけないだろ」って言うから完全に首が欲しい子だったけど。中ビクターの天才故の苦悩感やばかったと個人的に。上手く言えないけど、全てを理解している上での苦悩というか。本気で天秤にかけている感じが倫理感ぶっ飛んでて、天才らしくて好き

 

アンリが処刑されて、その首を持つ中ビクターの目が完全にイってる。畏怖の念を覚えるレベル。柿ビクターも目が完全にイってたけど、それとは全然別物。中ビクターは何か新しい生き物みたいだった。既に人間の枠を超えてる感
柿ビクターの時は「友の首を使うのだから絶対に失敗できない。成功させなければ」という気持ちからの目だと思ったのですが、中ビクターはそうは思わなかったのだからこのW本当に面白いなと。凄い
怪物が誕生した時も、中ビクターは「アンリを取り戻した」ことを一番に、柿ビクターは「実験に成功した」ことを一番に喜んでいるように見えて面白かった。ここだけで既に全然違う物語だ…

 

結婚式。中ビクター、ジュリアのこと全然好きじゃないだろ!ってツッコみそうになりましたwww柿ビクターはちゃんと愛しているように感じたのですが、中ビクターは完全に比率がアンリ>ジュリア
でも個人的にはそれくらいアンリしか見えていないビクターがめっちゃ好みなので良かったです←

 

中ジャック、とにかく物凄くかわいい。柿ジャック観たあとだと余計に可愛くて、完全に別物(笑)
エヴァの尻に敷かれつつも仲良し夫婦な感じが良かったです。マスコット的で可愛かったなー…

 

そんな中ジャックですが、和怪物と絡むところはなんかこう、色気がありましてね。卑猥な行為は一切してないのですが、なんかエロいというか、色っぽいというか。ステッキ使って首をぐいっとするところとか、なんかもう諸々好みでした
語彙力なさすぎて好みとしか言えない…笑

 

そう言えば、私は初めて観たのですが、和怪物が生まれたての時。鎖を持って「遊んで」と言わんばかりにビクターの方に近付いていくのですね…
つらすぎて死ぬかと思った…

 

和怪物。実験日誌を捲りながら、完全にアンリの表情に戻るところがある。言葉を理解し始めた頃から、時折アンリの表情を織り交ぜている気がして。次回以降もっと確認していきたい…

 

「くま!くま、おいしい。くまー!」で笑う会場。なんかもうあそこのシーンは可愛すぎて会場中が和んでる気がする。演者側もわかってくま連発してない?特に和樹さん(笑)
ここのあとに、カトリーヌが水を飲ませるところと、手足首折られてもなおカトリーヌを見つけて笑うところ。純粋で無邪気でただただつらくなる。本当に「そんな目で見ないで!」だわ。双方つらい…

 

ラストシーン。「ビクター」の声が完全にアンリのもので、それが本当に本当に優しくて、怪物が絶命したあと、オケの演奏が始まっても暫く動かない中ビクター。そして、途中から中ビクターの声がオケと混ざって少しずつ広がっていって、最後には爆誕へ←
爆誕爆誕言われてましたがこれかーって思いました。またしても目が、というか表情が、中ビクターの顔付きが変わってて、何か別の生き物に昇華されたというか、つまりこれが爆誕ですね(圧倒的語彙力の不足)
本当に、僕は勝ったんだ!と言わんばかり。最期の最期にアンリを取り戻したことで、生命を創造した時の顔付きと繋がった感じで。まるで勝利の雄叫びを上げて幕が降りるという。アッキー凄すぎる
対して和怪物は、満足そうに薄っすら笑みを浮かべて、目をあけたまま亡くなっていました。ここで瞬きしないのも凄いし、単純にかずきさん舞台で死にまくってるからか死ぬのうますぎるし…笑
そんな和怪物の方に近付き、壊れ物に触れるようにその顔に触れて、おでこをごつんと合わせて、優しく頭を抱える中ビクター。そこで客席側に満足そうな和怪物の表情が見えて…
「あぁこれは血まみれのハッピーエンドだわ」
と納得する我々(笑)

かきかずもあきかずも、別ベクトルでハッピーエンドだとは思ったのですが、これは一刻も早く見比べてきちんとした感想を上げたい(笑)
あきかず1回じゃ全然見足りないし、早くかきかずも見返したくなった…

 

でもなんかこう、作品の登場人物全員に意味を持たせるならかきかず。ビクターとアンリのみに特化した作品ならあきかずかな、と思いました。個人的には
上手く説明出来ないのですが、あきかずはビクターとアンリ2人の世界って感じで、その他登場人物は割とざっくりした扱いというか(特にビクター周辺)
かきかずの方がフランケンの正規ルートぽい雰囲気がするんですよね。爆誕あきかずが逆に異端というか…

 

カテコ。上着のマントを同時にバッサァってやるあきかず仲良しかわいい。アイコンタクトでにこにこしないでくださいこっちが照れるわwww

というか一番最初に出てきた時の投げチュー、和樹さんにだけ向けて飛ばした?アッキーさん?私の見間違い?笑

 

カテコ2回目?両手を広げて待ってる和樹さんの胸元へ飛び込むアッキーさん。なんだこれかわいいかよ。なんだこの幸せほのぼの空間は。私まだ爆誕から魂戻ってきてない←
そしてその手を引いて捌けるあきかず。いきなりアッキーさんが走り出して、手を振ろうとしてた?和樹さんは危うく緞帳に腕をぶつけそうになっててわろた

 

カテコ3回目?投げチューの最後の1回を、ためて和樹さんに投げるアッキーさん。それを受けてキュンとした反応を見せる和樹さん(胸抑えてた)
そして抱き合って安定の耳元でオフマイクで囁きあいっこ
我々は一体何を見せられているんだか…( ´ v ` )

 

フランケンに想いを馳せてるとね、和樹さんが今このタイミングでアッキーさんと出会えたことがほんと運命じゃないかって思えてくるんですよね。今の和樹さんとアッキーさんだからよかったんだって思うんです。キャスティングしたスタッフ陣に熱烈な感謝を伝えたい…その為にもアンケ書かなくっちゃ…
アッキーさんほんと和樹さんと出会ってくれてありがとう。和樹さんも1年かけて努力して、ここまで仕上げてくれてありがとう。17年初っ端からフランケンで中加に出会えた喜びをどう言葉にしていいかわからない。とりあえず感謝しかない…ありがとうフランケンカンパニー…(※まだ福岡と愛知がある)

 

2/10 福岡

 

幕間!
アッキーいいいいいいい!!!!!!!

 

アッキーの歌が良すぎて語彙力死んでる

 

場所もいいし音響もいいし、今のところ一番いいぞ劇場

 

先週のあきかずとは全然違う終わり方だと思ったんです、個人的に。何がって言われると感覚的なものなので難しいのですが

 

怪物は、ふとアンリの顔に戻って、無表情で遠くを眺めていることがある。それが今日は闘技場の場面でも見受けられたんだけど、なんかこう、客席側を見て無表情になる怪物にぞっとするような怖さを感じて。なんだろうあれは…(上手く言葉に出来ない)

 

あと、アッキーさんがアフトで和樹さんのこといっぱいいっぱい褒めてくれたのが嬉しかったなぁ。本当にいっぱい褒めてくれたの…ありがとうございます。・゜・(ノД`)・゜・。

 

今日は、今まで見たどの回より演者の思いがスムーズに、またわかりやすく入ってきたなと思いました。私が観劇4回目で内容を理解していたからかと思いましたが、友人も一発で内容に入り込むことが出来たので多分そうかと

 

今までで一番、怪物の「誰かに見て欲しい。ただ愛されたい」という気持ちがストレートに伝わってきて苦しかったです。生まれたての赤ちゃんが人格を形成する時期に、あんな拷問を受けて誰からも必要とされなかったらそりゃ歪みもするわなと。ここアフトの和樹さんの意見と一致してて地味に嬉しかった

 

そして今までで一番、あきビクターからのアンリへの愛が大きかったように感じました。処刑になる、となってからの「君の夢の中で」まで。あきビクターの愛が爆発していたような(「嘘だと言ってくれアンリ!」で連れ出されるくだりとか)
あ、ちなみにかずアンリからの矢印はいつもMAXなので割愛

 

座席関係で見えなかったかもですが、色んなところであきかずビクアンがオフマイクで会話してるのもツボりました。「破棄しろ」のあとでちょこちょこ喋ってるのとか。かずアンリはあきビクターを尊敬しながらも、真っ向から意見を出して言い争いをしてきたのかなぁとか…色々想像させられました

 

アンリを喪いたくなくて、研究者の自分ではなく個々を優先して牢屋に行った結果、個々ではなく研究者の自分を優先しろと、かずアンリは己の首を差し出していくという…。純粋な笑顔でおそろしいことを託していくかずアンリ…

 

アンリって「夢見る君の瞳に恋をした」と言ってるわけで。恋をしたビクターは研究を続ける、研究者なビクターだった訳ですよね。それを自分の首を差し出してまで続けさせるかずアンリほんとナチュラルに狂人で好き…
や、なんか本人はそんな気なくてもですね、結果的にそうなったというか…はい

 

今回、大阪の時よりアンリ以外の面子(ジュリアやエレン等)にも愛情を感じたかな、あきビクター。喪って本当に苦しんでいるのが前回よりも感じられた気がしました
でも比率的にはどう足掻いても
アンリ>>>越えられない壁>>>その他
なのは変わらなかったのですが…w

 

あと、あきビクターは本当に最後、神に挑戦状を叩きつけているようでしたので、あの後も2人共生きてるって解釈も納得だなと。そのどうしようもなさこそ、私が好きなビクターです(OvO)

 

あぁ〜。昨日アッキーさんの歌唱力でぶん殴られた衝撃がまだ消えない。凄すぎて震えたわ…
これをあと1回しか観れない…だと……?(真顔)

 

しかし失楽園はやべぇな…(今になって色々キてる)
(当時アフタートークにて、あきかずのラストシーンを「こうやって2人で手を繋いで失楽園みたいに…」とかなんとか言ったアッキーさんに爆笑してた和樹さん、という図がありました)

 

そういや、冒頭の軍医アンリが両脇から捕らえられるシーン。「殺せばいい」って涙目で言ったアンリを見て、後ろの兵士ニヤッて笑ってるのな。和樹アンリばっかりロックオンしてたから最初気付かなくて、昨日のあきかずで初めて気付いたという

 

あと酒場。女性に押されて階段のところで事故チューしちゃったみたいになって、女性アンサンブルさんが「きゃー♡」って喜んでるところも昨日のあきかずで初めて見た。あそこは割とアドリブな感じだけど、キス真似もたまにしてたりしたんだろうか?

 

何万回も言ってるけどパンフレット初っ端のあきかずが好みすぎて死にたい