“軌跡”

のんびりまったり推し活。加藤和樹さんが好き。

再演版フランケンシュタイン 東京公演感想 1/29

再演版フランケンシュタインの観劇記録です。日生劇場にて。1/29。中川&加藤東京楽。当時Twitterに書いた感想の抜粋です。ネタバレあり。ツイート毎に区切ってます。作品の詳細な感想というより、呟きを勢いのままに残したものになっています。いつも以上に感想のテンションおかしいです。多分夜中テンションです(笑)

 

 


アンリいいいいいいいいいいい↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑

 

ルンゲに超絶長いキスぶちかましてそーまさんが放心状態になっててわろた

 

酒場のシーンで、アンリと踊ろうと手を伸ばすのに、女性と踊りに行っちゃってめっちゃ不満そうなあきビクター
仕方なく別の女性の手を取って適当に踊るんだけど、目線ずっとアンリ見ててわろた

 

アンリに死んで欲しくなくての葛藤大好き。でも生命創造もしたいビクターぶっ飛んでてすき

 

君は太陽さ」と言われて「ちがう」とばかりに首を振るビクター

 

葬儀屋の話をする時に、話してる内容が聞こえないようにルンゲに「しっ!」てするあきビクター。話そうとしたらまだ大きかったみたいで二度目の「しっ!」
それに合わせて和樹アンリも声小さくしててかわいい

 

一杯の酒に人生を込めて。ビクターパート、アンリからお酒奪って全部自分の方に注ぐ
そのあと乾杯して飲むんだけど、勿論アンリのジョッキには何も入ってないから、ビクターのジョッキ奪って自分のに入れてるの最高だった

 

生命創造。アンリの首が入ってる袋をぎゅうっと強い力で持って、自分の方に引き寄せ大切そうに持つ。空からの雷鳴は天からの祝福。きっとうまくいく

 

君夢。アンリに手を差し出されるんだけど、震える手はそれを取れない。取ろうとするけど取れない。そのまま熱い抱擁。アンリの背中にきつく腕を回すビクター。最後に胸に託された手を取り、頷く

 

アンリと共にずっと生きたかったんだね。アンリじゃなくて怪物だと知ったときの絶望がやばかった。天を見上げてた

 

和樹さん最高すぎるとだけお伝えして二幕いってくる

 

闘技場のシーン、焼き鏝が終わってあきジャックが近づいてきたときに、びくってして服従するように体をかがめた和樹怪物に気が狂うほどときめいた
しかしそのあとにあきジャックが鼻フックして、会場がとてもざわざわしました何してくれてんねんあっきーさん!!!笑

 

今日の怪物ちゃん、ずっとニコニコしてて死ぬほど可愛かった。ほんと可愛かった

 

カトリーヌとのデュエット、
「楽園を」がアンリ
「目指して」が怪物だった
表情がアンリの顔から一瞬でにこーって笑って怪物になって、歌声も切り替わって、凄すぎてオペラ釘付けになったわ

 

北極の「傷」で、歌い終わりは微笑んでるんだけど、すうっと無表情になって、コキっと首を動かして脳の回路を繋ぐような仕草をした。あれは一体誰だったの…?

 

姉さんが死んだあと生き返らせるときの曲の時、近づいて怪物の頬を撫でるあきビクター。そのあと殺してくれと懇願する
投げ飛ばされて、胸のところで手を組んで祈るようにして「殺してくれ!」と願う。その後首を絞められ投げ飛ばされる

 

カテコ1回目。二人でコートばっさーに沸きすぎて死んだ
お互いお辞儀して握手してはける

 

カテコ2回目。お互いに「はいっ!」て感じで紹介して、手を繋いで帰ろうとする。立ち止まって、「一回!」って指でやる。手を伸ばす和樹さん。コートを後ろにバサバサっとまとめるあっきーさん。飛び込む。胸にすっぽりおさまって「きゃっ♡」て嬉しそうなあっきーさん。幸せになってくれ…

 

カテコ3回目。ラストのみ。あっきーさんが客席に向けて投げキッス。それを見て「俺のだよ」とばかりにあっきーさんを引いて連れて行く和樹さん。幸せになってくれ…(頭抱え)

 

「傷」の時に、「幸せがあるという」の、幸せの言い方が、怪物は本当に幸せになりたいんだなっていうか、幸せにしてあげたいというか。凄く切なくなった

 

酒場。和樹アンリの「諦めるのか」が、いつものちょっと軽い感じじゃなくて、割と真剣に言っててうわわわわってなった。そんなのずるい…

 

いや真面目な話。和樹さんの成長具合がおそろしい。こわい。この人の頭の中は一体どうなっているの?ってなるくらい演技プランやばい。マジで。天才やろ…
その演技プランを表現できるようになった歌がすごいねんけどな。歌の伸びがやばい。何なのあの技術

 

ねぇ!ほんとに!!!加藤和樹が天才って話で朝まで生討論したいんだけどなんで私明日仕事なの!!!?

 

今日のあっきーさんは、初演再演合わせて、一番人間みがあって、アンリを心から愛していて。ずっと共に生きていきたかったんだろうなと思った。パートナーとして生涯研究を続けていきたかったんだろうな

 

多分最初のカテコの捌ける時だと思うけど、あっきーさんが和樹さんの腰を、和樹さんがあっきーさんの肩を抱いて退場したの最高だった。身長差

 

生命創造のあと、怪物の様子を調べるあきビクター。その時やたらと顔を触ってたような気がするんだけどどうかな。というか今日全体的に、アンリ(というか怪物)の首から上をめちゃくちゃ大切に扱ってた気がする

 

怪物にコートを着せる時に、コートの中に入った髪の毛もちゃんと外に出してあげるあきビクターに死んだ。うおおおお…(震)

 

今日の芝居寄りのあっきーさんよかったな。歌で殴ってくる感じでなくても、私はあっきーさんと和樹さんの空気感が大好きだから。名古屋も大阪も楽しみ

 

北極で銃を持って対峙する時。銃を握り直して、でも撃てなくて下ろしてしまって。もう一度ナイフを持って迫る怪物に思わず銃を向けて発砲。しまった!って顔をしてたことに今日初めて気付いた

 

北極。今日の「ビクター」と呼ぶ声は、初めてアンリの声だと思った。だからあきビクターの「実験は成功していたんだ。神よ…!」って空を見上げる動作に納得。あれはアンリの声だもんね

 

今日姉さんを生き返らせる曲の時、あきビクターが怪物のことを「アン、……」って、アンリって呼ぼうとしなかった…?私の気のせい?そう聞こえてめちゃくちゃ心がざわっとしたんだけど

 

あ、あとやっぱり私は、あのままあきビクターは大切なアンリの首を抱いて、北極で一緒に亡くなるんだと思った。史上の幸せの中で逝くんだなって

 

姉さんのところで「頼む殺せ」ってしてるけど、あれもしかしてあきビクター、殺されるのならアンリの顔をしたお前に殺されたいとか思ってないよね?と一瞬よぎったので書き残しておく。何故か、今日は、ちょっとそんな感じがしたのよね
両手を合わせて祈りながら、膝で歩いて怪物に縋りついて懇願してたから。殺されるならお前がいい、とまで…
そういや歌詞でも、お前(アンリ)と2人でこの部屋で実験を続けていきたかったみたいなこと言ってたわ…

 

今日の和樹怪物の「傷」を聞いて、怪物の中には怪物とアンリが共存してるんだと思った。でも基本ベースは怪物
怪物を喰らう勢いでアンリの記憶が蘇っていたのか、怪物はアンリを把握していたのか、無意識だったのか。怪物とアンリが手を組んでる説も昔考えたことあるけど、本当に無限に解釈出てくるな
今日の怪物はアンリを把握している感じが凄くしたんだよなー。だから、いつも以上にビクターが怪物にアンリを求めていても違和感がなかった。なんでだろう…

 

あきビクター、怪物の顔にかかる髪を毎回丁寧によけてあげる。実験室のときも、北極も。他のシーンもあった気がしたんだけどどこだったかな?

 

焼き鏝2回目で、いやだ、いやだ!って逃げてる怪物があまりに可哀想すぎて。ひどいことしないで!?ってなった。特に今日笑顔でかわいい成分多かったから余計に

 

今日はあきかずどちらも狂っているなんて思わなかった。人間だった。少し特別だった、孤独な少年2人の物語だった
総合で言うと16日のあきかずが最高に好みすぎると思ってたんだけど、千秋楽のあきかず…。人間みがあって、芝居歌で、よかったな。物語としては一番よかったんじゃないのかな

 

ラストシーン。倒れた怪物に近付いて、膝に怪物の頭を乗せて、顔にかかる髪を優しくよける。ぱたりと客席側に落とされた怪物の腕を取り、ただ一つの未来とか君夢でしていたのと同じような形にして、握る。2人の夢の完結。物語の終わり。2人の実験が成功していたと手を取り合う瞬間

 

嘘だと知っていたけど、幸せがあるという北極に向かった怪物
アンリの記憶が侵食というか、ぽろりとこぼれ落ちるのが「ともだ、ち…」のところだと思ってるんだけど、あそこ怪物無意識だと思うのよね。いつのまにか思考が繋がって一体化してきているってことなのかな。それも面白いな
だとしたら今回「傷」を歌ってるラストが笑顔で、歌い終わりにすうっと真顔に戻って首こきっとしたの納得いく。無意識の侵食
アンリの記憶が戻ってきたとしたら、苦しそうなビクターの人生を早く終わらせてあげたいとも思うようになる気がする。ビクターを孤独にしたい怪物の復讐と方向性が合う
ビクターを孤独にして、大切な人の顔(アンリ)をした自分を殺させる。そうして孤独を味わって絶望して死ぬ。のが怪物の復讐かな
で、ここまでボロボロにされたビクターが、頼む殺してくれって怪物に訴えるところをもしアンリの視点で見たら、楽にしてあげようって思うんじゃないかなと
そして最期、アンリの声でビクターと呼ぶ。これも無意識なのかな
それでビクターは実験の成功を知る。怪物は復讐を遂げて死ぬ。北極で息絶えたビクターは、きっとアンリと再会できてる、と、思う
(寝る直前に必死に思い出して書いてたので日本語変ですみません)

 

今日のあっきーさん、歌も芝居寄りでよかったけど、台詞もなんだか丁寧に言ってるように感じてよかったな。好きだよ

 

ただ一つの未来、和樹アンリが先に階段をだーっとのぼって、あとからあきビクターが追いかけてきた。今まで逆だったよね?そんなことあるんだなって

 

脳が燃えてしまった!って出てくるビクター。エレンをみて、何か言おうとするけど結局言えずに行ってしまう。ここよかった

 

酒場。とんでもない、って言いながらぱっと指を服で拭うのいいよね
そしてビクターにハンカチを差し出す。素直に拭かれたあとにぐっとハンカチを受け取って握る。ここでマジトーンの「諦めるのか?世の中を変えたいんだろ?」。ここマジトーンで言われるのびびる。やめるわけにはいかない
「諦めじゃない!でも…」とちょっと泣きそうになるビクター。アンリの首を絞める。「っ、随分酔ってるな…」
こうやって弱音を吐いたときに、アンリはいつも支えてくれてたのかなって思った。急に弱気になるビクターを叱咤してくれるアンリだったんだろうなぁ。対等な立場でいつも物事を見ていた
あと、「僕には親がいない」のところで、「え…」と反応して、アンリの方にふらっと近づいていくビクター。これも初めて見た

 

自室で頭を抱えるビクター。今にも泣きそう。「まさかアンリの首が欲しいの?」「そんなわけないだろう」早めに返す。アンリに生きて欲しいと思ってるけど、アンリの首を使えば実験が成功するって思いがほんの少しあったのかもしれない。アンリの脳なら。アンリならば
抗えない誘惑。でもそれ以上に、ビクターはアンリに生きて欲しいと思った。生涯共に研究を続けるパートナーであってほしいと願った。それで証言したけれど、アンリは「どうして…」って表情をしていた気がする

 

君夢。「君は太陽だ」と言うアンリに首を横に振るビクター。アンリの言っている言葉は理解できる。でも僕はずっと君と生きていきたい。そんな思いが溢れていた。けど、アンリは「ただ一つの未来」の時と同じように手を差し出し、それを取ってくれるのを待っている。でも取れない。取りたくない
取ったら安心して君は死んでしまう。そして熱い抱擁。背中に手を回して、力いっぱい抱きしめる。ビクターの頭をぽんぽん、ともしていた気がする
最上手なので残りの手のやり取りは見えなかったんですが、最後に心臓にあてた手を受け取ったビクター。意志を受け取っていた。きちんと
受け取ってくれた、と安心したように、笑って処刑台へと向かう。これでビクターが生き延びて実験を続けてくれる。生きてきた意味はこれだったんだ。君の夢の中で生きられるなら、何も怖いことはないよ
……つらい

 

君夢の時のビクター、アンリの決意した表情を見て、折れないこともわかってたんじゃないかな。それまでずっと実験を続けて、共に生きてきたわけだから
それなら最後に、君の意志を継ぐから。安心して。ってアンリの為に受け取った可能性も
……いやしんどい

 

生命創造。アンリの首を大事そうに抱え、胸に寄せるビクター。天からの雷鳴が、神の祝福だと思っていそう。今まで見てきた自信満々の生命創造とは今日は少し違っていて。どうか、アンリを生き返らせて。という想いが強かったように感じる

 

怪物をアンリなのか見極める時はとても冷静
静かにアンリなのか確認する。体に触れて「寒いのか?」とコートを取る。バサっと広げて、そっと腕に通す。コートの中に入った髪もちゃんと出してあげて、嬉しそうに怪物を抱きしめて、顔にかかった髪の毛をそっとよける。アンリが帰ってきたという悦び
ルンゲを殺したあと、一瞬アンリの表情をするんだけど、そのあとの呼びかけに答えないことでアンリではないと判断。天を見上げ、絶望に打ちひしがれる。ショック受けてふらふらだったな今日のビクター

 

今日のあきジャック、やる時はやってるのがよくわかるというか。怪物の怯え方凄くて、なんかぞっとしたな
まぁ流石に鼻フック仕掛けたのは「何してくれてんねーん!」ってなったけどwwwそんだけ鼻が高いってことね、わかるわかる(?)

 

牢に入れられてるところ。水持ってきたカトリーヌの手をぎゅっと掴んでニコニコ!って笑う怪物にしんどみが増した。罪悪感…

 

俺は怪物。捨てられる時に、行かないで独りにしないで、とばかりに手を伸ばした気がするけど気のせいかな。悲しみが強い俺は怪物。火を奪い取って、あっこれで火をつければいい、と気付いた時の表情。知能がどんどん上がっていく。元々はアンリの脳だものね

 

二幕実験室。全て壊されていると知ったビクターの絶望。もう生きていたくない、殺せ。と怪物に縋る。怪物に縋って、頬に優しく触れて。あの触れ方はアンリへの触れ方だと思った。それで投げ飛ばされて、また縋っていくところで「アンリ…!」って言おうとしたと思う。無反応の怪物

 

行かないで!と縋るジュリアにちゅっとキスをするのとてもよかった。結果置いていってしまうけれど

 

昨日は座席遠いし最上手だし、興奮しすぎてオペラ曇るし手が震えるわで、全然まともにオペラを覗けなかった残念オタクなんですが、それでも2人の空気感が最高で、幸せで、観に行けてよかったなって
ジュネーブに戻るまでに過ごした数年が見えた。対等な立場で、2人で実験に挑む姿が見えた。そんな昨日の酒場のシーンが最高に好きだった

 

私ハピエン厨なのにフランケン大好きなんですけど、それでもハマったのって初演の時のあきかずがハッピーエンドだって思ったからなんですよね。何とんでもないもの爆誕させてるの!好き!ってなって推し始めて3年
新たな形のハピエンをありがとう。だから貴方達が好きです

 

ただ一つの未来の歌い終わり、呼ばれて降りる時にアンリの胸に優しく触れて降りるビクター。「頼んだぞ友よ」でアンリの胸をトンとするビクター。そこをぐっと押さえるアンリ。君夢で胸をぐっとして想いを託すアンリ。それを受け取るビクター
想いのやり取り過多で死んだ

 

昨日の怪物を蹴り飛ばしたり踏みつけたりするあきジャック、冷徹でめちゃくちゃ好みで萌えたんよな…。怪物の怯え方含めて非道なのが伝わってきて最高だった。あれ地方でもやってくれないかな

 

最後捨てられる時にあれだけ酷いことをしていたジャック達に手を伸ばしたりしなくない?と思ってたんだけど、よく考えたらビクターと同じ声と顔だったわ。無意識に手を伸ばしても何の疑問もなかった……つらい

 

あれ……私あきジャック好みと思ったの初かも知れない。あれほんとめちゃくちゃよかった…

 

最期にアンリを呼ぶあきビクターが、叫ぶんじゃなくて、空を見上げて、それから絞り出すように「アンリ…!」って崩れように蹲って、それから必死に寄り添ったのに心臓をぎゅうっとされたんだけど、本当にそうだったのかもう記憶があやふやになっている

 

みんな言ってるから今更なんだけど、フランケン初演時点での加藤和樹中川晃教を組ませようって考えた人先見の明ありすぎじゃない…?カッキーとこにたんも勿論そうなんだけど、よくそこ組ませようって思ったな…。予感があったのかな。とんでもないな