“軌跡”

のんびりまったり推し活。加藤和樹さんが好き。

初演1789備忘録(一幕サン・ドニ大聖堂途中まで)

初演1789の備忘録です。当時は再演もDVD,CDの発売も決まっていなかったので、何か残そうと必死になって残しました。が、CDの発売が決定し、そうしている間に再演も決まり、緩やかに記憶とやる気が失われてそのままになってしまいまして(笑)

ですが、完成したところまでは折角なので残しておこうかと思い、引っ張ってきました。一幕途中までで18000文字近くあるので、これ完成してたら何万文字だったのかな…と。それだけハマってたんだなと懐かしくなりました。

 

 

 

注意書き
・和樹ロナンを中心に、個人的解釈や考察が沢山入った備忘録です
・考察と言ってもそこまで深く考えてないです。自分が感じたままに書き殴ってます
・台詞は殆ど曖昧。あくまで参考程度
・()内はパンフに書いてあったシーンをそのまま書き写してます
・観に行った回は帝劇(革命家アフト回)、梅芸(和樹さん2日目、前楽、楽)の4回
・楽の感想を中心に書いてるので、オランプは夢咲さんイメージ
・基本的に語彙力がない
・和ロナ4、ねねンプ3、さやンプ1、花マリー2、かなめマリー2で観劇。てぺロナンを見れなかったことをガチで後悔してるのでお願いしますから同キャストで再演して下さい(土下座)まさかこんなチケ難になるとは…
・特に好きな登場人物(=感想多め)は、ロナン、ペイロール様、ラマールさん
・寝る前に書くことが多かったので割と深夜テンションです

 


(対立)


・冒頭の農民達がゆっくり動いて、音楽が流れるところで凄くぞくぞくしてテンションが上がる。あの時代に引き込まれていくような感じが…
・そして颯爽と登場するペイロール様。客席と舞台の間に設けられた階段に足をかけて「国王陛下の〜」って歌うペイロール様に足蹴にされたいだけの人生だった
・あ、玄関マットでもいいです←
・「父さん!」と走ってくるロナンとソレーヌ。ソレーヌを押し留めるロナンの距離感が「あー、これがあるまでは貧しいながらも身を寄せあって仲良くやってきたんだろうなぁ」と思えてつらい
・とりあえず登場した瞬間の和樹ロナンのオーラがやばかったんですが(帝劇初見時)、これは私の贔屓目なんだろうか
・「公正な裁判もないのか!」って言って「肌に刻み込まれたもの」が始まるのめっちゃ鳥肌。前楽見て「楽はこれを超えられるのか?」って思ってたのを簡単に超えていく感動
・どうでもいいけど、歌の最中袖をビリーッとして片腕丸見えになるところで、腕の筋肉ご馳走様です!って毎回なってたw
・撃つなら撃て!と両手を広げて立ちはだかるロナン。ここでペイロール達に恐怖を覚えながらも逃げない様が好き(足震えてる)
・父を撃たれて号泣するロナンとソレーヌ。ここの「父さん!」で毎回つられそうになる。熱演すぎて本当に本物の親子にしか見えないんだよ…
・泣きながら歌うソレーヌにぐっと気持ちを持って行かれる。この時点で私のマズリエ兄妹への感情移入半端ない
・顔を上げたロナンの表情が父を失った悲しみと仇への怒りに揺れていて、唇を震わせながら泣くロナンに此方までぐっとくる。前楽、楽は号泣しているのもあって悲しみの方が強いように見えた
・泣きながらで台詞を上手く言えないロナン。・「ソレーヌ、俺はパリに行く」「兄さん…!」
・兄に置いて行かれたソレーヌが「私もパリに行く…!」と零し、場面転換


(パリの街角)


・群衆の踊りと歌が怖くて、当時のパリの惨状が目に浮かぶよう
・「パリは飢えてる!」って叫びが悲痛
登場したロベスピエールを見て「顔小せえええ!美しい…」って毎回言うくらいの美貌。あれはずるいw
・袖から出て来たロナンが民衆にぶつかられて、何すんだこら!て感じが、考えるよりまず行動!なキャラですよってのをよく表してるなーと(パリに行く!って即決な辺りで既にわかってたけど)
・↑ちょっと喧嘩っ早くなってるのは、田舎から都会に出て来て、わからないことだらけで気が立ってるのもありそうだな、とも思った。更にここまで野宿だし
・印刷所にホイホイついて行っちゃうロナン、めっちゃ警戒心薄い。可愛い
ロベスピエールに肩抱かれるか触られるかして「触んな!」ってやってるロナンが、手負いの獣感半端ない。保護したい


(印刷所)


印刷機を見て「触ってもいいか!?」って急にわんこ感出してどうしたの。可愛いなロナン。めっちゃ目をキラキラさせてそう
・新聞をバサーッて奪う動作が粗野で好き
・田舎の農村にいたのに字が読めるってのは、やっぱりマズリエ家は農村の中ではそれなりの地位にいたのかなと。連行される時も何となく主犯格扱いされてる気がしたし
・「馬鹿にすんな!俺だって字くらい読めらぁ」←「らぁ」の舌巻いてる感じめっちゃ好き
・デムーランの記事を読む時になんでそんな紙と距離を取るの?遠視なの?笑
・「あぁー哲学……って何だ!」←逆ギレ可愛い
・ここで革命の兄弟。最高に好き。しかも楽の歌声が素晴らしすぎた。帝劇で見た時は3人の歌声のバランスがもう少し!って感じだったのにここまで仕上がってるとか。感動しかない
印刷機の上に立っちゃう、ちょっとお行儀の悪いロナン
・デムーランの顎をぐいっと掴んで、ロベスピエールの方にぽいーってするの、投げられた先での2人の距離が割と近くて「大丈夫?うっかりキスしない?」とか毎回いらん心配をしてた←
・2人が手を伸ばすのを跳ね除けるロナン。兄弟になれると言われて「おい、お前それ本気で言ってんのか」とデムーランに詰め寄り胸元を掴む。「冗談で言うと思うか?」と冷静に返すデムーラン。その流れで「いいぜ、なってやるよ(基本台詞は曖昧)」ってのが「説得されるの早すぎ!」って毎回思ってたんだけど(笑)、デムーランの目を見て「こいつなら信用出来る」ってなったのかなぁ、と
・もしくは、パレ・ロワイヤルで野宿してる間ずっと独りで、淋しくて、そんな時に兄弟になろう!って言って貰ったことが嬉しかったか…。身分が違くても仲良くなれるかも!って少しでも思えたから頷いたのかなぁ
・1789は話の行間を埋める妄想をするのが凄く楽しい(唐突)
・肩を組んで仲良く、楽しそうにしてる彼らを見てると、見てる此方まで幸せな気持ちになれる不思議
・今は何処で?となり「野宿してんのさ」とパレ・ロワイヤルで過ごしていると明かす。そこで「ここで働かないか」と言われ、本気で目を輝かせながら「いいのか!?」。このロナン純粋すぎて人を疑うことを知らない…
ロベスピエールの「字も、読めるようだし」ってのが、和樹ロナンに対しては馬鹿にする雰囲気が一切なくなってた。確かに和樹ロナン相手だとそっちの方が自然かと。「ありがとう!ありがとう!」って本気で感謝してるし
・「俺たちは兄弟だ。革命が生み落とした〜」って歌ってるけど、前楽や楽では本当の兄弟のようだった。心から繋がってる感あった


ヴェルサイユ宮殿


・ラマールさん!秘密警察!もうこれがないと1789を見たって言えない!笑
・性別は雌♀よ♡
・アルトワ伯ー!貴方の気持ち悪い敵感(褒めてる)がほんと好き!どんどんアクが強くなっていくの、本当に面白いし個人的見所だった
・上から登場するアントワネット様。存在感半端なさすぎてやばい。このシーン大好き。ここだけでも見る価値あるって思う
・「全てを賭けて」を歌ってる間も、秘密警察がちょこちょこ小ネタ挟んできてるのが好き
・ジョーカーを引いたアントワネット様がトランプをぽいっと投げて、それを空中キャッチするアルトワ伯が好き
・オランプの歩行訓練により歩けるようになったルイ・ジョセフが「ボンニュイ、パパ。ボンニュイ、ママ」って言うところが最高に可愛くてニヤニヤしてた。今回子役ちゃん達がみんな本当に可愛くてね…
・皆が去ったあと、舞台に三角座りをしたラマールさんが、上から降りてくる幕を三角座りをしたままスススッと避けて、呼ばれて「はいここにー」って言うのがすんごい好き。性別雌から男に戻る感じね!笑
・最後、ポリニャック夫人が「パレ・ロワイヤル…パーレー!」って歌って場面転換するのめっちゃ好き。ポリニャック夫人が本当にいい味出しててね。捌ける時にくるくる回りながら捌けるのも好きだった


(パレ・ロワイヤル)


・明るくなる舞台に客席側からキャストが次々に上がっていってパレ・ロワイヤルへ。ここからほんと楽しい
・ここの時系列がちょっと曖昧…歌と演技の順番がバラバラの可能性大
・「婚約したんだ!」とウキウキなデムーラン。リュシルとは終始とてもいい夫婦
・ダントンがシャルロットを呼んで「俺の相手のシャルロットだー」って紹介して「私にだって、選ぶ権利はあるんだよ。おじさん!」って言われるとこ超好き。シャルロットちゃん可愛すぎ
・「お、おじさん?!はっはっは…乾ッ杯〜だ〜!」って歌い出すのもめっちゃ好き。持ってるジョッキ振り回して楽しそうなダントンおじさん好き
・しかし何でダントンもてないの?笑 いい男なのに
・ダントンとシャルロットが真ん中で「いつかー♪」って歌いながらわちゃわちゃしてるのを見ると自然と頰が緩んだ。可愛すぎかよ…
・パレ・ロワイヤルは体が自然と動いて手拍子しそうになるくらいいい曲で、それこそライブverでもあれば一緒に歌って騒いだりしてみたかった。1789はほんと客席一体型って感じのミュージカルだったなぁ、と。客は皆パリの民衆だった
・デムーラン!と呼び掛け輪に入ってくるロナン。デムーランの記事を印刷して持って来る
ここ「親方は一度寝たら絶対起きない」とか、ロナンってば態々夜中起きて親方観察してたの?デムーランに受けた恩を返す為に?ってなって、控えめに言ってこのワンコちゃん可愛すぎやしないかな、ってなってた。可愛い
・「印刷工の給料じゃカツカツですよ!」って、ロナンがダントンには敬語使ってたのがなんか凄く良かった。「おおー農民よ!」(←最初「ロビンよ!」に聞こえて「えっレディベス?」ってなったのが懐かしい笑)とか、ダントンとロナンの距離感も好きだった
・歌が始まって「こんな楽しいの初めて!」って感じで笑うロナンが最高に可愛い。今までこんなの見たことなかったんだろうな
・舞台後方に駆けていって、ニコニコしながら手拍子してるのほんと可愛い。ぴょんぴょんジャンプしながら手拍子してるの。なんか手拍子若干合ってないんじゃないの?って感じまで含めて好き
・巻き込まれるように手を取られ、くるくる輪になって踊るの可愛い。自分からじゃなく、引っ張られた勢いで回ってんだなーってとこが踊り慣れてなくていい
・前に出てきて踊る時、手を上げるタイミングがちょっと遅れた時があって「ああっ和樹さん間に合ってない!でも楽しんで踊ってるのが伝わってきてるから全然いい!可愛い!」って感じで個人的に楽しんでたw(前楽、楽は多分合ってた)
・「パリに来て何も知らなかった〜」って歌うロナンが、今本当に幸せなんだろうな。仲間に出会えて、仕事して住む場所もあって。楽しいんだろうな、と思うから、余計このあとの展開がつらくて落ち込む。父親を喪って、胸にぽっかりあいた穴を彼らに埋めて貰えてたのかな、と思うとつらい
・ロナンが手を上げて、その動きに合わせて民衆達が動き出す振り付けが好き(説明下手)
・「学問が!」ってロナンが歌う時、眼鏡をクイッとする動作が好きすぎてやばい。可愛い
デムーランとリュシルの熱いキス。私は「ばかばかばか…」と、そのまま固まってしまうパターンを確認。ばかばかばか、は完全に中の人
・ちょっとどの辺りだったか忘れたのでここに。娼婦がスカート上げてるのを見てすかさず下げに行くロナンと、それを見たいが為にスライディングしてまで滑り込もうとするダントンの攻防戦がいつもめっちゃ楽しかった。何してんだよ見せろよー!って感じで言ってるダントンほんと好き。スカート下ろすロナンも、そういう恋愛的なところはきっちりしてそうで可愛い


(パレロワイヤルカフェ)


・ダントンが娼婦に入れ込んでて、の前のくだり。「女が放っておかないだろ?」「俺?」のあと。「まぁ…」って感じで満更でもないパターン。鼻を擦ってダントンに触れて「汚っ!」ていうパターン。「お前には負けるよ」「俺!?やったー!」「冗談だ」の3パターンを確認。ここ毎回楽しかった
・「今じゃ本気でモナムール♡」←どんどん言い方が面白くなってるwww
・モナムール?とダントンの手の動きの真似をするロナンが可愛い(前楽と楽で確認)
・その娼婦に会いに行く、ってなって、途中までは笑顔なロナン。でもそれがソレーヌだとわかった途端に顔から表情が消えて、震える声で「ソレーヌ…」ってなるのがめっちゃ辛い
・「なんだ、知り合いか?」「妹だ…。お前が買ったのは、俺の妹なんだよ!」つらい…
・「2人にして」って言われて「あぁ…」って頷きながら捌けるダントン。どうしよう、って感じでぐるぐるしてそうな声
・ソレーヌが、兄にだけは知られたくなかった、みたいな表情をしてるのもつらい
・「どうしてここに…」「兄さんを追って来たの」「すまない。俺が故郷を離れたばっかりに…!」この会話、ロナンが凄く責任を感じてる声で此方まで辛い。楽はここも涙声だった
・「綺麗事だけじゃ生きていけないの!」ロナンにつられるようにソレーヌも涙声だった記憶。兄が責任を感じていることで余計後ろめたさを感じているような…
・「1人にして」って言われて、突き放されたような気持ちになったのかな。和樹ロナンは、自分が出てきたばかりに妹が、って自責の念でいっぱいだったように思う。何れにしてもショックを隠しきれてないロナンの表情に此方も精神的ダメージ
・夜のプリンセス。ここで「兄に捨てられ」って歌ってるのが、最初はえっ?と思ったけど、ソレーヌ側の気持ちに立ってみたら、父親を殺されてこれからどうすれば、って時に兄が自分を置いてパリに行ってしまったら、そりゃあ捨てられたような気持ちにもなるよな、と。少なくともその時は、父親の仇を討つ〉妹の図式になってしまってる訳だし。ソレーヌ的には先に突き放したのは兄という見方になる
・個人的に、ソレーヌは「一緒に行こう」って言って欲しかったんじゃないかな、と。でもロナン的には、仇を討つなんて危ないことに妹を巻き込みたくない、って思ってたのかな?とか。何にしたってこのすれ違いはとてもつらいものがある…


(パレロワイヤル片隅)


・自棄酒して地面に横になり眠るロナン。そりゃ故郷にいると思ってた妹がパリにいて、しかも娼婦になってたらこうもなるよなぁと。飲まないとやってられない
・そこに登場するアントワネットとオランプ。シャルロットがフェルゼンを連れて来てひと時の逢瀬
・夢よ永遠に。このデュエット切なくて凄く好き
・「もう逢えない」ってなって泣き出すアントワネット。その声で起きるロナン。「喧嘩なら他所でやってくれ!」って言うけど、よくよく考えたらそんなところで寝てるロナンもロナンだね!笑
・台詞言ったあとに毎回欠伸してるの可愛いなぁ、と思って見てた。眠そう
・剣を突きつけられて「うおっ」て感じで一瞬仰け反って、ステッキを拾って「いいぜ、やってやる。来いよ」と手に唾を吐きつけて喧嘩モードに入るロナン。剣にステッキで応戦って本気かよ、ってなるけど、ロナンの喧嘩の仕方は個人的にめっちゃ好みだった。型もなんもない感じが
・フェルゼンVSロナンは毎回楽しみにしてた。どちらもかっこよくて。個人的に一番殺陣が綺麗に決まってたと思ったのは帝劇観劇の時
・一度距離を取って、ステッキで地面を叩いて「どうした?来いよ。ハハッ」とフェルゼンを挑発するロナン最高に好き。煽っていくスタイル最高に好み…
・そこに登場する秘密警察。アントワネット達を逃がしたオランプの「キャー!」。あれ戸惑ってるロナンが可愛くていつも面白かった
・「離して〜!」「いやお前が離せ!」可愛い
秘密警察に拘束されるロナン。「離せ!」と叫びじたばた。ここ会話の最中に逃げ出そうとして、都度元に戻されるところが地味に好みでよくオペラで抜いてた。一度戻される時にロナンの体がぐいーんと宙に浮いてて、なんかめっちゃ浮いてる!ってなって面白かったんだけど私の語彙力がなさすぎて伝わらないw
・拘束されてる間、ずっと痛そうに苦しそうにしてるのが、あぁなんか和樹さんらしいな、とちょっと思ったり。痛めつけられたり死んだりするシーンで謎の気合いを入れるお方なのでww
・このシーン、ラマールさん側のやり取りも好きで、基本的にずっと目が足りてなかった。「オランプちゅあーん!」ってラマールさん可愛いよラマールさん
・「嘘を吐いてるのはオランプだ!」と今知ったばかりの名前を叫ぶロナン。何があったかの詳細を喋ろうとするロナンに「キャアァァーッ!!」と大声で掻き消すオランプが可愛くて毎回ガン見。このシーンちょっとコミカルだから楽しいのよね。ていうか秘密警察出てるシーンはみんなコミカルで好き
・身体検査をされるロナン。「ッ触んな!」って言ってるとことか、嫌そうな表情が可愛いなって正直思ってましたすみません←
・「人民に自由を!」「反乱分子だ、連れて行け」「オランプ!今度会ったらただじゃおかねぇ!」気絶させられバスティーユに連れて行かれるロナンを複雑な表情で見つめるオランプ
・「やっと2人きりになれたねー」と話し出すラマールさん。その間にオランプとシャルロットが入れ替わり
・毎回振り返った時のリアクションが最高すぎた。「縮みすぎぃー!」「若返りすぎぃー!」www
・「オランプちゃんは?!」「あっちだよ!」「あっちだな!オランプちゃーーーん!!!」と客席に突撃していく様が最高すぎた。ラマールさんには是非とも幸せになって欲しい…笑
・ラマールさんを別の方向へ導いたシャルロットが、にこっと笑いながらガッツポーズしてるのほんと天使すぎて困った。可愛すぎる


バスティーユの監獄)


・ここテンションが上がりすぎてほんとどうしようもないことになってますすみません(先に謝罪しておくスタイル)
・とりあえずやたらと長い感想。そして語彙力は皆無
・感想書くまで少し間があいてしまったので、順番や台詞は完全に雰囲気。特に順番は間違いが多そう…。でもこの場面で大事なのは熱量だと思うのでもう勢いのままいってます
・監獄に連れて来られた瞬間から、囚人達の狂った雰囲気に怯えた目をするロナン
・後ろからペイロール様が登場して「ペイロール!」と歯向かおうとしているのに滾る
・でもペイロール様の圧倒的威圧感&監獄の異様な雰囲気に、ふらっと腰が抜けて尻餅ついちゃうとこが最高に好き。一回中腰になってからの尻餅
・ロナンが足に力が入らないまま、ペイロール様から這って逃げる場面。一度でいいからセンターから拝みたかった…上手、下手、2階とそれぞれ見え方が違って面白かったから余計に
・「仲間の居所を吐け」って言われて、それまで怯えてたのが目に力を宿して「仲間を裏切りはしない!」ってなるロナンは最高に主人公してた。仲間の為なら勇気を持って立ち上がれるのほんとかっこいい
・ペイロール様が兵士に鞭を渡されたところを見て怯えるロナンご馳走様です
・あと拷問中、客席に背を向けているロナンのお尻を終始ガン見してて本当にすみませんでした← 和樹さんのお尻の形が綺麗でつい…(変態としか言いようのない発言)
・更に汗でべったり肌に張り付いた背中側の服も良かった。追い詰められてるリアリティありまくりで
・「洗脳してやるぞ」なペイロール様がほんと好きすぎて無理。ロナンを好きな人は勿論ペイロール様も好きだよね???(決めつけ)
・拷問シーンの曲が好きすぎてやばい。脳内でずっと流れるレベル
・床を叩く鞭のパーン!って音が本当に痛そうすぎてやばい。あれで痛くないなんて、素晴らしい鞭を注文して下さり本当にありがとうございます(平伏)
・「お前達狂ってる!」と叫ぶロナン。檻の中にいる囚人が楽しそうに囃し立ててる様は本当に異常空間で、こんなところに正常な人間が突っ込まれたらそりゃあ「本当に狂いそうだ」ってなるな、と
・頭を抱えて洗脳されまいと足掻くロナン。鞭の音がする度に怯えてて此方のテンションも上がる←
・ペイロール様の鞭がロナンに伸びる!しかし私が見た回は残念ながら割とロナンのフォロー率が高かった!笑
・腰に巻き付いた鞭を手繰るペイロール様と抵抗するロナン、控えめに言って最高でしかなかった
・鞭で自分の側まで寄せて肩に体重かけてる感じ(説明下手)が凄く好きで、そこで更に苦しそうに呻くロナンが堪らなかった。目が死んでないんですよねこの時点で
・「まだ口を割らぬか」「絶対折れたりしない!」「本当に狂わせてやろうか」この辺りのやり取り本当に好き。ペイロール様からしたら、普通ここまですれば大体の人間は折れるのに何だこいつは、ってロナン個人に微かな苛立ちを覚えたかも知れないし、ロナンはロナンで肉体的には逃げ腰になってしまっても精神的には折れない!ってなってるし。こういう攻防戦は元々好きなんですが、ここはロナンが主人公!って感じが本当に最高だった
・そう言えば楽は「本当に狂わせてやろうか」の場面だったかと思うけど、台詞を言うペイロール様の鞭の持ち手の方がロナンの顎付近に近付いたものだから「えっ、最後に顎クイくる?鞭を使っての高度な顎クイくる???」って一瞬期待してしまいました本当にすみません←
・焼きごてを準備する兵士。その兵士がねーもうめっちゃニヤニヤしててね。焼きごて準備しながらニヤニヤしてるのよ。ここまで折れない奴は久しぶりで屈服させることに興奮してたのかな、と兵士側の気持ちになって考えてみる。どんな拷問をされても折れない、目が死んでない奴を屈服させるのって楽しいじゃないですか←好きなキャラは苛めたくなる派
・更に囚人側も「早く此方側に堕ちてこい!」って感じだろうから、知ってはいたけどロナン完全アウェーだね。そんな中よく頑張った!(誰目線)
・鞭から解放されるも、次は兵士に捕らえられるロナン。ペイロール様が鞭を兵士に渡して焼きごてを手に。もうオペラを下ろすタイミングがない。下ろす気もなかったけど←
・「耐えてみせる!」って歌ってる周辺は割と脳内で永久リピートしてる。凄いシーンだったあれは本当に…
・胸元を兵士にがばっと開かれ、左側に焼きごてを押し当てられる。煙とか鉄の焼けた赤い感じとかめっちゃリアル、と思ってたら岡さんが小道具さんに言って下さったらしくて本当に感謝するしかなかった。あそこ火花も散ってた気がするんだけど私の気の所為?あまりに演技がリアルすぎてそう見えただけなのか、本当に散っていたのか。何にしても小道具さん、熱演して下さった岡さん、そして和樹さんにも厚く御礼申し上げたい。このシーン一生忘れない
・この場面、楽で和樹さんのリミッター解除。焼きごての痛みで苦しみ悶え、叫びながら体をびくんびくん痙攣させる。この痙攣のさせ方ボンベイドリームスのヴィクラムで見た奴!ヴィクラムも好きだったな…最早懐かしい
・しかし和樹さんの死ぬ時や痛めつけられている時の演技への情熱は半端ないな本当に。そこのリアリティを追求していくところが好き
・ペイロール様が四つん這いで苦しんでるロナンに後ろから迫るところ、どちらもばっちりオペラに収めることが出来て最高に眼福だった…
・ロナンの焼きごて跡を、服をがばっと開いて見せて下さるペイロール様。ありがとうございます本当にありがとうございます(歪みない) ・ここで絶叫するロナンも最高すぎた…
・そして最後の最後に、ペイロール様に言われた言葉で若干洗脳されてしまったような表情になるロナンがね、凄く良くて。曖昧な記憶ながら、ペイロール様の言葉を聞いたあとのロナンの全身(特に腕)が弛緩したような気がしたんだけど…。目の輝きが曇ったような、抵抗を忘れてぼんやり虚ろな表情を浮かべたロナンに「あぁ今ペイロール様の言葉を反芻してしまってるんだな」と思わされた。そこまでは何を言われても耳を貸さなかったのに、最後の最後で少し思うところがあったんだろうな、と
・……私なんでこんな重要な場面のペイロール様の台詞覚えてないんだろう(無能) 革命家の面々は育ちが違うから、お前の気持ちなんてわからない、分かり合える筈がない、みたいな意味だった気がするんだけど
・そこでペイロール様に虫けらのように投げられ、痛みに呻きながら床のセリから捌けるロナン。暗転しても完全に舞台から消えるまで声聞こえてた
・とりあえずこれで拷問シーンの感想は終わりな訳ですが、このシーンは役者陣の熱量があったからここまで好きになったってのもあります。単純に私が好きなキャラを甚振られるのが好きってのもあるけども←
・若手役者がベテラン役者の胸を借りて、本気で挑んでいく様が本当にかっこよくてね。和樹さんの熱演に本気で応えてくれる岡さんとの対決。こんなの面白くない訳がない。役者の熱演は舞台を観てる観客にまで伝わる
・うまく言葉に出来ないんですけど、本当にかっこよかったんですよ。本当に。日々役者陣の熱量が上がっていった1789。あの時あの瞬間をこの目で見れたことに感謝したい


ヴェルサイユ宮殿内)


・アルトワ伯に問い詰められるオランプ。おばがいないことをあっという間に調べるアルトワ伯、仕事が早い
・確かこの場面だったかな?ラマールさんの「オランプちゃー…アルトワ伯がお待ちかねだ!」ってのが毎回ほんと好きだったんだけど。アルトワ伯に仕えてるのにオランプがいたらデレデレになるラマールさん可愛いよラマールさん
・「さささ下がりなさいアルトワ伯はお怒りだ」とオランプをたしなめるラマールさんほんといい人じゃない?笑
・オランプが去ったあとも「ばいばーい!」ってしてるラマールさんにお怒りのアルトワ伯。そうね優先順位丸出しな上に自分も狙ってる子にこんなことされるとね!笑
バスティーユに行くよう告げられ、向かう秘密警察。彼らが去ったあとに、持っていた紙をぐしゃぐしゃにして怒るアルトワ伯の動きがどんどん面白くなってて(帝劇千秋楽カテコ挨拶でやってたあの動き)、こういう悪役ほんといいなぁ…とww


(デュ・ピュジュ中尉の執務室)


・父親に「私の所為で監獄に入れられてしまった人がいるの」と告げるオランプ
・「理由は言えないけど、助けたいの」というオランプに「わかった」と返事をしすぐに準備してくれる中尉。親子の信頼関係がここに


バスティーユの廊下)


・秘密警察劇場開幕!笑
・毎回弄られる最前のお客さん、おめでとうございます!当たりですね!と毎回思ってたww
・「これは…骸骨だ!生前は超〜美人で、今日の公演を楽しみにしていたに違いない!」「わかるんですか!?」「頬骨の感じでな!よし行くぞ!」(3人で合掌)ほんとこの流れ卑怯すぎてwwwわかってても毎回笑ったわwww
・私が行った回では「この後のアフタートークを楽しみにしているに違いない」とかもあったりして、バラエティーに富んでて本当に最高だった
・舞台に上がったところで兵士に捕まる秘密警察。「誰だ!」と言われ身分を明かすも食い気味に「知らん」と言われ「えーっ!」www自己紹介をするもやっぱり「知らん」と言われ「頬骨の感じでわかるだろがー!」って返すラマールさんほんと好きwww千秋楽付近になると頬骨を触って「ラマールさん!」「頬骨を触るな頬骨を!」って流れになってて更に笑ってしまった。ほんと秘密警察最高


(ロナンの牢獄)


・独房で丸くなって眠るロナンが手負いのわんこにしか見えなくて、そういうシーンじゃないのに可愛いという感想で脳内が埋め尽くされてしまった
・「ロナン・マズリエ!」と名を呼んで牢を開ける兵士
・医師と助手(中尉とオランプ)が独房内へ
・「ペイロール様の慈悲だ。吐く前に死なれちゃあ困るからな」「こんな程度の怪我で死ぬかよ」反論したロナンを無慈悲に蹴り上げる兵士マジドS。まるで甚振るのが趣味のよう…(あくまで個人的感想です)
・「自白剤でも飲ませてやってくださいよ」って笑ってるところとか見ても単純に甚振るの好きそうだなと。まぁ真面目に考えると、監獄の看守とかメンタル弱いとやってられないだろうから、最初はそうでなくても自然とこういう形(反論には暴力)になっていくんでしょうが
・兵士を外に出し、独房にはロナンと医師と助手の3人に
・兵士に蹴られて口に血が溜まったのか、床に唾を吐き出すロナン。「薬なんて飲まねぇぞ」とふらつきながら立ち上がる
・そこで「薬なんぞ持っとらんよ」と言われ、怯えたように一歩後退し「何をする気だ…!?」と声を出すロナン。確かに医師が来てるのに薬持ってないとか言われたら、真面目に何されるか未知すぎて怖いよね
・ここで「お前を助けに来た」とネタばらし。でも最初は意味がわからず、近付いてきたオランプを遠ざける。その時に被っていた帽子が飛び、誰か判明
・「お前は…!」「お願い、言う通りにして」と言われ、渡された看守の服に着替える
・この辺りで既に「俺のことをこんな危険をおかしてまで助けに来るなんて」と好感を持ってたと見てる。まぁこんな目に遭ったのオランプ(と王妃)の所為だけど(笑)


バスティーユの廊下〜ロナンの牢獄〜廊下)

 

・無事ロナンの独房まで到着した秘密警察
・独房を開けるも、そこにいたのは身代わりにされていた看守。囚人が逃げた!となり探し出す面々
・ちなみに、ここから始まる歌もめっちゃ好き。みんな歌ってるけど、ラマールさんの声が特によく聞こえました最高です
・「まだ見つからないのか!」ってなってる中、脱獄を助けた兵士の特徴が挙げられる。元の制服姿に戻った中尉と、後ろに控える変装したロナンプ。「背が低かったです!」となり慌てたように視線のやり取りをしてるのが毎回可愛かった
・そしてロナンは普段の服の上に看守の服を着てる(と思われる)からか、着膨れが凄いwwロナンが普段はしない演技をしてるから、歩く時に同じ方の手足が出てたりして、余計脱走したゴリラ感がwww←
・しれっと逃げ出そうとするロナンプ。その姿を見た囚人達が「おいここにいるぞ!」って感じでラマールさん達にアピール。それを見たロナン達が「しーっしーっ!」ってしながらダッシュで逃げる。これ楽の時二階から見て初めて気付いたんだけど、最初から同じ演技だったのかな?
・背の低い兵士を吊るし上げるも、ハズレ。「外回りの兵士も調べろー!」となり、散っていく兵士達
・歌の最後で「どーこにいーるー!」って歌ってるけど、る⤴︎と高音パートを担当しているラマールさんの声が凄く良く聴こえて、もっと歌って欲しい!という気持ちに。ベテラン陣がもう、歌唱面も演技面も好みすぎて…


(地下通路への出口)


・中尉に案内され、地下通路から脱出するロナンプ
・「オランプを頼んだ」と言われ「あぁ……行くぞ」ってとこのロナンの言い方が、今までオランプに話し掛けてた声とは少し違って、仕方ないな感もありつつも、ちょっと優しくなってるのがとても良かった。私の席からではやり取りがよく見えなかったのもあって、ここは台詞の掛け合いを楽しんでたところがある
・中尉とオランプが話して長くなってると「何してんだ早くしろ」って急かすのもせっかちなロナンらしい
・舞台からの段差を降りる時に、ロナンがオランプの腰付近を掴んで降ろしてあげるのに毎回ときめいてた。雑なんだけどちゃんと優しくしてあげてるというか


バスティーユ外)


・客席階段から舞台上へ戻るロナン。階段で躓いたオランプを助け起こす。そこで勢いよく手を引きすぎて、オランプがロナンの腕の中へ
・ここ、距離近いし慌てるオランプ可愛いしでオペラでずっとガン見してた。可愛い
・舞台上へ戻った時と、オランプがロナンを押し退けた時かな。胸元の焼印が痛む演技を入れてた。それをオランプには見せないところに、心配かけないようにしてるのと、男の意地みたいなものを感じた。好きな女の前では平気な素振りを見せるものですよね男って!笑
・ここのやり取り失念した自分の記憶力に涙。「離して!」(オランプがロナンの腕の中から逃れる)「ここまで来ればいいだろう」とオランプと別行動しようとするロナンに、オランプが何か声を掛けて「心配、してくれるのか…俺のこと」「え、えぇ…」「どうして…?」って流れだったと記憶してるんだけど。多分
・ここのロナンの「心配、してくれるのか」の言い方がツボすぎて。心配、のあとの一呼吸が凄く大事。「どうして?」って問い掛ける声に、わかっていて少しオランプをからかっている感じも含まれていて。帝劇で見た時は本当にどうして?って思ってる感じだったのが、楽はわかっていて訊いてる感じがした
・ここで「貴方がどうしようもなく向こう見ずで馬鹿な人間だからよ!(台詞曖昧)」って答えちゃうオランプ。でもオランプはここでロナンに訊かれたことで、恋心を自覚したんじゃないかなーと個人的に
・「あぁどうせ俺は無学な農民さ!(なんかもっと言ってた気がする)」と怒って言い合いになるロナンプ。「お世話係じゃありません教育係です!」「そーかいそいつァご立派だな!」みたいな言い合いがとても子供っぽくて可愛い
・「帰ります」とロナンを見もせずにつかつか歩いていくオランプ。そのオランプの手を掴むロナン。「待てよ」「離して!」「助けてくれた礼だ」と言いそのまま唇にキス
・いやー、これはもう、ロナン絶対モテてましたね(笑)ダントンも言ってた「女が放っておかないだろ男前!」ってのがよくわかる。ここでキスをするなら、前述の「どうして?」の問い掛けのところで本当にわかってない感じにするより、わかってからかってるようにする方が芝居的に合うよね、と納得
・ロナンはきっと本気の恋はしたことがなくて、オランプが初めて真剣に好きになった人だったんだろうなぁ、と。逆にオランプは、今まで恋もせず仕事一直線だったのが、ロナンと出会って初めての恋をしたイメージ
・ロナンは初めて真剣に好きになった女だからぐいぐい積極的に行くし、オランプは初めての恋でどうしていいかわからなくて、仕事と恋愛を天秤にかけて悩んだ結果遠ざけてしまう、みたいな。本当に不器用で似た者同士な2人だなぁ、と。ロナンプ不器用可愛い
・「二度と会わないから!」「二度と近付かないで!」どっちだっけかな?叫んで去っていくオランプ
・ここで始まる「二度と消せない」。初見で和樹さんの持ち歌か何か?って思うくらいハマっていた曲
・帝劇で見た時から、感情こもってて良かったなーと思ってたのが、前楽と楽で進化しすぎてて衝撃を受けた曲でもある。幾らでも出すから本気でここの音源欲しいと思ったレベル
・最初低い声から入って、ファルセットと地声の高音とを分けて歌うのが堪らなく好き。後半に向けて気持ちが高ぶっていくのも好き
・途中の間奏で笑うのも好き。焼印が痛むのか、恋の痛みなのか、わからなくなって声を上げて笑うところが中々に狂ってていいと思う


(ムニュ・プレジール館)


・秘密警察による人形劇スタート
・人形劇をするセットを出して来るんだけど、楽か前楽のどちらかでセットが少し曲がってて「おい曲がってるぞ」とスッと直したラマールさん(の中の人)流石だなぁと。別の場面で舞台上に落ちてた羽か何かを自然な動作で拾ってたのも「おおっ」と思ったんだけど、ベテランさんのそういう動きを見るのも楽しいよね
・ここの後ろに出てくる登場人物が、皆マネキン設定だから動かないんだけど、特にアントワネット(花總さん)とロベスピエールの人形っぷりがやばかった。え、何あれ人間なの…?という謎の疑問が浮上したレベル
・多分みんな瞬きしないようにしてたよね。凄かったなー、という語彙力のない感想
・「三部会」の歌を終えてポーズを取る秘密警察に一斉に拍手。さぁどうぞ拍手してね!って感じがとても好きwww


ヴェルサイユ宮殿内)


・マネキン設定で動かなかった皆が動き出す
・「三部会は形だけのものだった!」と怒るロベスピエール
・一度は歩いたりと元気になった王太子の元気がなく、不安がるアントワネット
・ロナンの居場所が判明。命じられ印刷所に向かう秘密警察達


(印刷所)


・ぼんやりした表情のまま印刷所に帰ってくるロナン。ちょっとその憂いを帯びた表情やめて…綺麗すぎるから…
・印刷工達に迎えられ、取り繕った表情を浮かべるロナン。「どうしたんだ」「怪我してるな。喧嘩かぁ?」「女か!」と詰め寄られ「昔の友達に会ってた」って言ってたけど、印刷工の人達多分誰も信じてない。和樹ロナンは嘘吐くの下手だなぁ。で、その嘘が周りにばれてないと思ってる系
・そしてここで皆に迎えられてるのを見て、ロナンは印刷工達と凄く仲が良かったんだろうなーと。街中の男をかき集めれる人望があるのわかるわ
・和樹ロナンはなんかこう、支えてやりたいと思わされるところがある。今回の件も「何があったかわからないけど、慰めてやるか」って周りが何も聞かず世話を焼いてくれそうな感が
・ここでロベスピエール達が帰ってきて、三部会の結果を伝える。今後の方針を話し、周囲が同意する中、浮かない顔のロナン
・ダントンが、ロベスピエールとデムーランは同じ学校だったよな?と話題をふる。どれだけ本を読めるか競争したとか、夢を語り合ったとか。それまでは周囲の雰囲気に合わせて苦笑い、って感じだったのが「夜食にパンを齧ってた」発言で、一瞬にして顔から表情がなくなるロナン
・拷問シーンラストでちょっと洗脳されて彼らに微かな不信感を持ってたのが、この発言で一気にスイッチ入っちゃったんだなーと。ずっとオペラでロナンの表情を追い掛けてたら、その変化が凄くわかりやすかった
・「その頃俺たちは飢えていた」とぽつりと呟くロナン。急に話し出したロナンに周囲の人達が注目する。帝劇の時は、話の内容を予習して行ってなかったのもあって「ちょっと唐突?」と思ったりもしたんだけど、楽は全編に渡って感情の変化に納得出来た。物語が最初から最後まで繋がってたと思う。パンフで「流れが速いから感情を繋ぐのが大変」って言ってたけど、ここまで持っていったのは本当に凄いと思う
・「俺たちは飢えていたんだ。なぁ、そうだろ?」って仲間達に呼び掛けるところ、楽のロナンは既に涙声。その表情を見て、印刷工の一人が「そうだ、俺たちは飢えていた」とロナンに同意する。他の仲間も、次々とロナン側につく
・そりゃあ、そんな声で呼び掛けられたら「泣くなよ、俺もお前と同じ気持ちだから!」って同意したくもなるよね。同意して近付いて肩を抱きたくなるよね。和樹ロナンの、あの見た目で守ってあげたくなるロナンってのがなんかもう凄い。ギャップ凄い
・そんなことない!と慌ててフォローしに行くも、印刷工達は全員ロナン側へ
・「字も読めるようだし」とか、基本ナチュラル見下しが入ってる革命家達だけど、無自覚だし悪気がある訳でもない。生活の背景が違うだけで根本はいい人達だからみんな疑問も持たずついて来てたけど、ロナンのたった一言で状況が全部覆っちゃったから、相当動揺しただろうなーと。今まで上手くやってきたのに何故?って。特に、どうしてロナンが自分達を拒否したのかわからなかったろうけど、まさかペイロール達に拷問されて疑念を抱かせられたとは思ってもないだろうし、彼らからしたら相当唐突感があっただろうな
・そして始まる「自由と平等」。最終的に、物凄く思い入れがあって好きなナンバーになった
・「やっぱり俺とあいつらは違う。分かり合えないんだ!」って悔しさや悲しさを全面に出して歌い、踊っているロナンに心臓鷲掴みにされた。前楽、楽は泣いていたのもあって悲しさの面が強く、帝劇と梅芸初日付近は、ダンスの力強さから悔しさの面が強く見えた
・ロナン達が踊ってる時に、印刷工達をどうにか説得しようと試みるも、取り合っても貰えない。「俺たちはロナンと同じ気持ちだ」ってのを全面に出して拒否してくる彼らの姿を見て、革命家達は何を思ったのか…
・後ろの印刷機の上で踊るところ、楽では泣きすぎて踊れてなかった。俯いて拳を握って、悔しそうに泣いてた。あんな姿見たら支えてやりたくもなるわ…
・ロナンに手を伸ばすロベスピエールとデムーラン。その手を振り払い、舞台奥から手前へ
・「俺の親父は農民で、ペイロールに撃ち殺された。お前達に、俺の気持ちがわかるわけない!」だったかな?楽ではこの台詞が泣いていて言えず。「そんなことない」と近付く革命家達。でもその思いはロナンには届かず、最後まで手を取ることはない。ぼろぼろ泣いたまま首を振るロナン…あああああ…(深い悲しみ)
・そこで秘密警察が到着。蜘蛛の子を散らすように逃げていく面々。ここで革命家とロナン達は別行動に
・扉を突き破って入るも一歩遅く。誰の姿もない
・ここで印刷機に体を押し潰されるラマールさんwww暗い場面から浮上させてくれてありがとう、笑わせて頂きましたwww
地下水道でロナンの気持ちが持ち直してるのもあって、ここで一度笑わせて気持ちを切り替えさせて貰えるのは有り難い。狙ってやったのかどうかはわからないけど、個人的にはそうかなーと


地下水道


・セリから印刷工達と飛び出し「地下水道なんて初めてだぜ〜」とロナン。さっきまで泣いてたのに、俳優陣の気持ちの切り替えは流石の一言
・そこにシャルロット登場。前楽、シャルロットの身長に合わせて話しかけたり、声のトーンもちょっと優しくなるロナンにときめいた
・「先に行っててくれ。あとから追い掛ける」と言うロナンに、何番目の出口から出るかしっかり教えてあげる印刷工達
・オランプが王太子が亡くなって落ち込んでる。会ってあげて!と言われ、大聖堂へと向かうことに
・走って逆側に行こうとするロナンに、きっちり道を説明するシャルロット。この子本当に出来る子だわー


サン・ドニ大聖堂)


王太子の死に、号泣するアントワネット
・「神様は私に最も重い罰を与えられたのだわ」とアントワネット。「そんなこと!私が至らなかったのです」とフォローするオランプ
・「いいえ、貴方はあの子を一度でも歩かせてくれた」とアントワネット。「私が代わりになれば良かった」とも言っていた気が
・皆が捌けたあと、オランプに声を掛けるロナン
・自分の所為だと落ち込むオランプ。「王太子の死はお前の所為じゃない!」「いいえ。私は最近、貴方のことばかり考えて気もそぞろだった」「それは……俺だって同じだ」←ここの俺だって…の言い方が凄くツボだった
・「私が代わりに死ねば良かったのよ」「そんなこと言うな!お前が死んだら俺が困る!」「どうして!」問い掛けるオランプに一瞬の間をおいて「お前を愛してしまったから」
・ここのね、「お前を愛してしまったから」。言葉じゃ上手く説明出来ないんだけどほんと和樹さんの演技良すぎて。本当に本当にオランプを愛しているんだと。俺達は敵同士だけどそれでも愛してしまったんだと。お前が愛おしいんだと。全身全霊をもって訴えてくる声でね。帝劇と比べてどんどん良くなっていってたけど、楽とかこの言葉だけで心臓鷲掴みにされるくらい良かった
・ちょっとどのタイミングか忘れてしまったんだけど、この辺りでロナンプのデュエット「この愛の先に」
・ここの演出がめっちゃレディベスを思い出したんだけど、私の気の所為?
・和樹ロナンとねねオランプのデュエットは、本当に不器用な生き方しか出来ない2人なんだな、と思わされて本当に素晴らしかった。個人的に声の相性も凄く良かったと思う
・「国外に逃げよう」と提案するロナンに「駄目、出来ない」とオランプ。アントワネットの側にいることを選ぶ