“軌跡”

のんびりまったり推し活。加藤和樹さんが好き。

マタ・ハリ 国際フォーラム版感想 2018/2/10

マタ・ハリの観劇記録です。2/10マチソワ回、マイ楽。当時Twitterに書いた感想の抜粋です。
ネタバレあり。ツイート毎に区切ってます。作品の詳細な感想というより、当時の熱量を勢いのままに残したものになっています。

 


これはどんな見え具合になるんだろう……(3階)

 

うん、大佐感が増してる…!こっちのが好きだ!!

 

今日は祈ってた。一刻も早く戦争を終わらせたい気持ちが凄く伝わってきてよかったな…

 

あと最初に手を口元持って行ってなかったから、あれ今回ないの?と思ったら、「信用に足る〜」のあと階段登ってる時に盛大に嗅いでて笑った
いや嗅いでるのかどうかわからんけどwww

 

あと、好きな人のことを考えて笑うっていう、ロナンの時もよくやってた奴が今日も何回か発動してたけど、恋に狂うの安定にうまいね。いい意味で気持ち悪いよ最高だよ

 

3階席までお客さんぎっしりで、大入り満員です!で私は嬉しい(*´∀`*)

 

当日券もほぼないみたいで、凄い…本当に大入り満員だ…嬉しい

 

本日ソワレ、大入り満員です!
そして私はラスト和樹アルマン、いってきます!

 

酷い家に育ったから、ってのが本当にめっちゃ酷い家に育った感。歌だけでめっちゃ伝わってきた

 

3階席まで大入り満員の会場でスタオベ……最高だった…

 

加藤和樹推してて良かったなぁ。めっちゃくちゃ楽しかったなぁ……という感想に終始するという
私のマタ・ハリ楽は終わってしまったのですが、何でしょうこの清々しさは。最高の舞台を観れたことに今は感謝しかない。ありがとうマタ・ハリ。ありがとう和樹さん

 

マタハリが始まってすぐくらいに、推しに大入り満員の客席でのスタオベを見せたい!ってフォロワーさんに言ってたんですけど、マイ楽に実現するとは思ってなかった。幸せすぎる

 

今日の和樹アルマン、位置的に死んでいくのがしっかり見えたんですが、白目むいて、顔の筋肉が痙攣して、目が見えなくなって、一瞬意識飛んで、手から少しずつ力と温もりが…ってところまでリアルに演じてるのって普通に凄いと思う

 

友よ聞いてくれ、の入りの優しさと包容力をまた感じたい……音源…

 

命の重み云々に関して色々考えてみた
自分が死んでしまうことはわかってるんですよね。だから第一声が「ごめん、マルガレット」
大好きな人の腕の中で、温もりを感じながら、愛してるって気持ちを最期に目が見えなくなりながらも伝えたくてキスを…でも間に合わなくて……(´;ω;`)
意識が何回も飛んでいくのに、名前を呼ばれる度に戻ってきて、ってしているのが苦しい。死んでしまうのはわかっていても死にたくないっていう強い思いがそこにあってしんどい
でもだからこそ、命の重みを感じられて凄く好き…ってなったんですよね
本当にこう、両極端な、どちらかは絶対好きな和樹さんになるだろって役を二役出来たのって大きかったし、転機になったなぁって思うんですよね。いいものを観れたなぁ…楽しかったなぁ
……石丸さんとまたお仕事して欲しいなぁ(真面目に)

 

和樹アルマンの好きなところ纏め。屋上シーンまで
・アルマン登場シーン。煙草の吸い方。知ってはいたけどこんなに煙草似合うかってくらい似合う。様になるから吸わせたくなるところある。だからパンフでラドゥーに吸わせたのかな?とも。ご馳走様です
・煙を顔に吹き付けられたい(欲望ダダ漏れ
・喧嘩慣れしすぎな和樹アルマン。いやおま、絶対勝てるやろ!ってなるやつ
・相変わらず殴られて負傷する演技がうますぎ問題
・ハンカチを引ったくって自分で拭く。手負いの獣感
・「もっと酷く殴られたことあるから」和樹キャラあるある其の一。不幸な生い立ち
・寝顔の美しさ、priceless。お金で買えないものはある…
・「それになんか、いい匂い!」天使か
・お前元からいい匂いだろ!って突っ込んだ人絶対何人かいる
・「僕を屋上まで連行してくれるの??」天使か(頭抱え)
・アルマンちゃんを屋上まで連行してえ……(逮捕案件)
・マタを見つめる瞳の包容力。あまりにも深い。これは視線だけで抱かれる
・「えっ?」とかそういう反応や仕草が可愛い
・キスする前に手を重ねてから、ってのが雰囲気作れすぎてて萌え

 

ラドゥーを見たらアルマンを見たくなる。アルマンを見たらラドゥーを見たくなる。双方に和樹さんの得意とする要素が沢山盛り込まれていて。特にラドゥーの複雑な人間性を表現出来てたの凄かったなぁ…。和樹さんの演技の細かさを追うのが本当に楽しかった
和樹さんの演技をじっと追い掛けると、気持ちの変化がちょっとした仕草や視線に盛り込まれていて、あっここで気持ちが動いたんだな。こんな風に思ってたんだな、っていうのが伝わってきて。改めて舞台で生きることが似合う人だなと。だから此方側も追い掛けるのが楽しいんだなと
そして何より思ったのが、歌に感情を乗せるのここまでうまかったっけ?と。以前から勿論うまかったのですが、こんなにも…と。「酷い家に生まれたから」とか、本当に酷い家に生まれたんだなって思ったし、「友よ聞いてくれ」とか、歌の入りだけで中尉が部下を思う気持ちが伝わってきたし。
普通の人生はもう……まだ完治してない身体で車椅子を動かして、振り向いたそこにはマタがいるんだなってのが歌だけで伝わってきて。それだけで泣けた。と、アルマンばっかり書きましたがラドゥーもめっちゃくちゃいいんですよねぇ…。拍手のタイミング見失うくらい…見入って拍手出来なくなるくらい
声の高低差があるのも良かった…。同じ顔なのに同じ人に見えなくて。無理なんだけど、和樹アルマンと和樹ラドゥーの組み合わせも見たかった。和樹さん、相手から受け取るものによって演技がまた変わるから、お互いにやってたらどんなアルマンとラドゥーになったのかなって。ファンなら気になるよねぇ…
こんな素敵すぎる二役を、今の和樹さんが演じることが出来た奇跡。挑戦してくれたことも、させて貰えたことも、感謝でしかなくて。この一ヶ月本当に楽しかった
また、いつか、お会い出来ますことを……。きっと、必ず……

 

アルマンが「あいつはすぐに話すだろう」って言ってるけど、おうちでも言わなかったんだよねラドゥーは。先に話すこともできたし、交換条件とすることもできたのに。しなかったんだよね…。そういうことが出来ない人なんだ…ラドゥー大佐…(´;ω;`)

 

ラドゥーがただの悪役じゃないから。生まれる時代が違ったらきっと幸せな人生を送れたろうにな、って思うから……
つまるところ物凄い中毒性があってあまりにも沼_(:3 」∠)_
アルマンも好きなんだけど、中毒性のレベルに関しては圧倒的にラドゥーだと思う。ラドゥーの沼の深さやばくない???

 

毎日何千何万の命を失って、上からも圧力をかけられて、なんてなったら、そりゃ気も狂うよなって。逃避の結果、幾つもの人格を作り出したと言われてもわかる気がする
マタを想うと戦争すら忘れて、幸せな気持ちで過ごせたのかな。その時間だけが唯一色々なものから解放されたのかな、って考えると信用していたであろう部下のアルマンに裏切られたのが本当にきついなぁって。そりゃあ落ち着かないご様子にもなるよアルマン君の所為だよ…
考えれば考えるほど沼が深くなるラドゥー大佐……。本当の貴方は一体どんな顔をしていたんですか…


ラドゥーが色々な面を持ってて凄く深い人物に仕上がってて、考えれば考える程沼なんだけど、だからと言ってアルマンが薄っぺらい人物と言うわけではなくて。ちゃんとあの時代を生き抜いた一人の人間として仕上がってるんだよねぇ。だからどっちも好きだし選べない。和樹さんほんと何なんだよー…好き


二人の男を脳内再生すると、
「自殺に等しい任務に送り込むのか!?」
「十分気をつけて臨めばいい!」
のシーンがどっちも和樹さんになってしまう現象はあるあるですか?
(あそこで初めて声を荒げるアルマンと、そうだ!とばかりに頷きながら笑うラドゥー様どっちも滅茶苦茶ツボ)

頷くのは「死の待つ場所へ送るつもりか!?」「送るつもりだ!」のところですね。「俺を殺しても何も変わらない!」で頭を抱えるラドゥー様もツボ。つまるところ和樹ラドゥーめっちゃツボ。そしてアルマンもツボ(=沼)


「アンナ!もうすぐ出番。準備しなきゃ」
「でも、マタ…」
「今夜の客席はどう?」
「……大入り満員です」
「批評家は?」
「ヨーロッパ中の新聞が来てます…」
「素敵。さぁ準備しないと」
ここ大好き